開催レポート - 【6月ミニ講座 開催レポート】ハートの音を響かせよう

先日、マンスリープランのサポートメニューの一つである「ミニ講座」を開催しました。受付スタッフの長谷江利子が、当日の雰囲気をレポートでお伝えします。
ミニ講座は、毎月1回開催していく予定ですので、皆さんもご都合のよいタイミングで、ぜひご参加ください。

2015年6月のミニ講座 開催レポート

ハートの音を響かせよう

 開催日:2015年6月27日(土) 11:40-12:10
 話し手:村上史子

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私たちの臓器にはそれぞれ固有の振動があるといわれています。たとえば、音叉療法のように、バランスの取れた振動を体にあて、共鳴、同期させて本来の自然治癒力を高め整えていくセラピーもあります。この講座では、意識を体の中に向け、心臓へ注意を持っていったあと、そのハートが出したがっている音を外へ出してみました。


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まず、円になって座り、ヴィジュアリゼーション(視覚化)を使用した瞑想の体験から始めました。体の中には7つのチャクラ(エネルギーセンター)があるといわれています。脊椎に沿って並ぶチャクラに、暖かい光を順に巡らせていくイメージをもって瞑想し、体の中へ意識を向けていきました。

 

最初はゆったりした呼吸で心を落ち着け、次にハート、心臓の辺りへ意識を持っていきます。手を胸に当てて意識を向けやすくしてもよいようです。呼吸や手の暖かさを感じながら、胸の中心に光を集めるイメージを持ち、その光を体の下のほうへと動かしていきます。大地、さらには地球の中心とつながり、今度は光を体の上のほうへ。空ともつながるイメージを持ち、光を体の中、そして体の外へ、上下へと動かし呼吸を続けます。

<参加者の声>

明るくてキラキラしたものに包まれている感じがして、満ち足りた幸福な気持ちになりました。
心臓あたりが暖かく感じました。

次に床に仰向けになります。ゆったりとした呼吸を続けながら体を落ち着かせ、吐く息と共に「アー」と声を出してみます。喉を開き、その奥からハートが開くような意識を持って、最初はそっと声を出してみました。何度か続けたあと、少し低めの音を、それから高めの音を出していきます。

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心臓に意識を向けて、自然に出したがっている音の高さ、勢いで、おのおのが吐く息といっしょに「アー」「ンー」と音を出していきました。部屋が美しい音で満たされていきます。一斉にみんなの声が響いたときは、必ずしも整った和音のようにはなっていませんでしたが、人が心臓から自然と出す音は生命力に満ちて、判断を恐れない美しさを持っていると感じさせてくれました。

<参加者の声>

とても静かな気持ちになりました。ふわふわとした柔らかさに包まれるようなやさしさを感じました。今は静寂を味わっています。
静けさを感じました。その中に静かになりきれていない部分があることにも気づきましたが、それは嫌な感じではなくて、一緒にいられるような感覚でした。


「今日は心臓に意識を向けてやってみましたが、別の臓器でも同じことができます。例えば、風邪をひいている時や、腰や肘に痛みがある時などでも、心地悪い部位へ注意を向け、そこが何を言っているのか、表現させてあげます。言葉にならなくても、ただ音にして響かせる、出してあげることで体が安心して、自分に対してより開いてくれるような感覚が起こるかもしれません。」

「頭で理解しようとしないで、単純に音に出してあげる、ということで、意外と楽になることがあります。喉の調子が悪ければ、口を閉じたまま体の中に音・振動を響かせてあげるだけでも構わないですよ。」

「正しい音、間違っている音はありません。体が出したがっている音を自然に外に出してあげるだけでいいんです。」
(話し手:村上史子)


次回のミニ講座

ヨガ・ニドラーを体験しよう

 開催日:2015年7月13日(月) 18:20-18:50
 話し手:柏木文

ヨガクラスの最後に行うシャバ・アーサナ。
心身がリラックスするこの時間が好きで、ヨガを続けているという方も多いのではないでしょうか?

ヨガ・ニドラーは、このシャバ・アーサナの体勢で、体のさまざまな部分に順番に意識を向けていきます。自分の体を感じながら呼吸を深めると、意識が瞑想的になり、自然と深いリラクセーションへ導かれていくでしょう。

ゆったりとした時間をもちたい方、休息が必要と感じている方におすすめです。


2015-07-06

カテゴリ: 開催レポート

 

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