開催レポート - 【12月ミニ講座 開催レポート】自分自身を肯定する「アファメーション」の作り方

先日、マンスリープランのサポートメニューの一つである「ミニ講座」を開催しました。受付スタッフの長谷江利子が、当日の雰囲気をレポートでお伝えします。
ミニ講座は、毎月1回開催していく予定ですので、皆さんもご都合のよいタイミングで、ぜひご参加ください。

2014年12月のミニ講座 開催レポート

自分自身を肯定する「アファメーション」の作り方

 開催日:2014年12月18日(木) 17:30-18:00
 話し手:三浦徒志郎

「アファメーション」の作り方

 

●アファメーションとは
アファメーションとは、Affirm(アファーム=肯定する、断定する、確認する)という英語の名詞形で、心の奥深くで真に求めることを、今、この瞬間に起きているかのような言葉で表現します。簡単で明瞭な肯定文にすることで、自分を奮い立たせたり、本当に自分が求めることを実現化したりします。

話し手のToshiさんが、自分の体験から例として紹介してくれたアファメーションは「私は、大丈夫」でした(英語でいうところの「I am OK.」)。例えば、初対面の人たちがたくさん集まる緊張しがちなワークショップなどで、「私は、大丈夫」と何度か心の中で唱えてからプログラムに臨む、というエピソードでした。

アファメーションの作り方●ふたりヨガで体を動かす体験
ヨガや瞑想などで自分自身と触れる体験をした後は、アファメーションを作りやすいことが多いようです。そこで参加者にペアになってもらい、ふたりヨガの動きをいくつか行いました。その中でエッジ(きつ過ぎず、緩み過ぎないところ)を探り、じっくり保つ体験をしてもらい、湧き上がってくる感情や言葉を観察しました。体験後のシェアでは、「腰が詰まっていると感じた」「つらい、早く終わりたいと思った」などの声がありました。

●アファメーションをつくろう
アファメーションは、今した体験をもとにを作っていきます。コツは、簡単・明瞭で、「私は」で始まる現在形の肯定文にすることだそうです。
仮に「力強い感じがした」という体験があったとしたら、「私は力強い」という現在形にします。また、どちらかといえばネガティブな体験だったとしたら、その反対の状態を表現してみます。例えば、前述の「詰まっている」感覚があったのならば、「私は自由です」というアファメーションを。「肩がプルプルと震える」感覚があったなら、「私は安定しています」という具合です。

「簡単、明瞭であるほど、潜在意識にインプットされやすいので、シンプルに短く作ろう。」

●アファメーションを使ってみる
次に、作ったアファメーションを実際に使う体験をしました。もう一度パートナーと一緒にポーズをとり、エッジを探り保ちますが、今度はアファメーションを唱えながら行います。リリース後のシェアでは、「いやだとか、つらいとかいった言葉が出てくる隙がなかった」という体験談が出ました。アファメーションを使うことで心が散漫にならず、自分の体験に集中しやすくなるようです。

「アファメーション」の作り方


●暮らしの中で活かす
アファメーションを作るときには、心身を十分にリラックスさせ、繰り返し声に出すか、心の中で唱えます。メモにして目の付くところに貼っておくのもよいでしょう。いくつものアファメーションを一度に抱えないで、少ないもので実践していきます。そして定期的に繰り返します。

「アファメーションで唱えたことが現実化することを心から信じると、本当に現実になっていきます。逆に少しでも疑いがあると、現実化しないでしょう。また現実化したことで、周囲との関係性が変化してくることがあります。そうした変化に対応するだけの自己責任も重要です。 」


次回のミニ講座

新年のOMチャンティング

 開催日:2015年1月22日(木) 17:30-18:00
 話し手:柏木文

ヨガのクラスでは、始まりや終わりに「OM」を唱えることがあります。「OMには、どんな意味があるのだろう?どうして唱えるんだろう?」そんな素朴な疑問を持つ人も少なくはないでしょう。OMを唱えることに慣れている人にとっても、その意味を知ることは、自分の練習をより深めていくチャンスになります。

新しい年のはじまりに、一緒にOMを唱えながら、自分自身とつながる時間をもちましょう。


2014-12-26

カテゴリ: 開催レポート

 

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