ヨガ教師の為のファシリテーション
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【ヨガ教師向けプログラム】
ヨガの体験を振り返り統合させるのがヨガ指導におけるファシリテーションです。ヨガの体験を深める指導力と合わせて、ヨガ教師としてファシリテーションの力を身につけてみませんか?
2025年度は、変容のプロセスに必要な意識的コミュニケーションとダイアログ手法によって参加者の可能性を引き出す方法を探っていきます。
[オンライン][録画有り][YACE講座]
ヨガにおけるファシリテーション
ヨガをどれだけ実践しても、その体験から自分自身について理解を深めたり智慧や洞察を得ることがなければ、生きていく指針や洞察などを得ることも、人生を生きていく大きな力にもなりません。
ヨガが自分自身の人生を変容させたり、生きていく指針となるには、生徒には次の3つプロセスが必要です。
1、体験を深めること
2、体験に気づきを向けること
3、体験を統合すること
これら3つのプロセスをサポートするのが、ファシリテーションというヨガ教師にこそ与えられた可能性であり、新たなチャレンジでもあります。
多くのヨガ教師は、生徒が安全に集中してヨガができるように指導すること、つまりヨガの実践にフォーカスした指導で終始します。もちろん、ヨガを安全に実践してもらう指導は、非常に重要なヨガ教師の役割です。しかし、「ヨガ教師としてもっとできることがあるのではないか?」と思うのだとしたら、もしかしたら、このファシリテーションの力なのかもしれません。
ファシリテーションを学ぶメリット:
ファシリテーションを学ぶには、関連した新しい概念や視点を理解し、その意図を理解するのはもちろん必要です。しかし、ときには知識や技術は逆にファシリテーションの妨げになります。むしろファシリテーションで重要になるのは、自分自身や他者とどう関わっていくかということです。
実際、クラスの中でヨガ教師がファシリテーターとしての役割を果たすには、以下のような要素が大切になります。
1、教師自身がリアルな自分でいること
2、生徒の体験に受容すること
3、生徒の体験を共感し理解すること
ですから、ヨガ教師としてファシリテーションを学ぶということは、生徒との間に健全な関係を築くことであり、自分自身の「あり方」そのものが変わるということを意味します。その結果として、どこかのタイミングで次のような影響を感じ始めるでしょう。
1、クラスにおいて教師としての明確な意図と安定感が増す。
2、生徒との信頼関係が増す。
3、日常でもより自分らしくいられる。
これまでのヨガ教師としてのスキルや経験を活かしながら、さらにそこにファシリテーションを加えることで、生徒の中にある力を引き出すサポートをしてみませんか?
2025年度のフォーカス:意識的コミュニケーション
ヨガにおけるファシリテーションには、プログラムそのものを参加体験型のワークショップにすることで、グループとファシリテーターとの双方向の交流や参加者同士の交流を促すものがあります。これまでのPS研修でも、安全な空間作りや参加者が主体的にグループに関わる為に担うファシリテーターとしての役割やそこで役立つファシリテーションを学んできました。
また、ヨガ指導に活かせるもう一つのファシリテーションとして、個々の参加者の中で起きていることを明確にしたり、深く気づいたり、それぞれの体験の中で自分自身を統合するためのファシリテーションがあります。過去2年間にPS研修として学んできたものは、主に「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー」のグループ・ファシリテーションで使われる言葉によるダイアログ手法ですが、その根底にあるのはクリパルヨガの変容のプロセス(気づき・受容・適合)であり、意識的コミュニケーション法でもありました。
2025年度は、この変容のプロセスに必要な意識的コミュニケーションをさらに絞り込み、ダイアログ手法によって参加者の可能性を引き出す方法を探っていきます。70〜80年代のクリパルヨガの発展にも大きく関与したカール・ロジャースの傾聴の3原則(共感的理解・無条件の肯定的関与・自己一致)をより深く理解し実践していくことになります。
プログラムではファシリテーションに関する講義やデモを観察することの他に、参加者同志でファシリテーションを受けたり実施したりの繰り返しをしていきます。また、今年度からは、自分の録画をAIによる文字起こしで振り返ると共に、参加者一人ひとりに応じたフィードバックをしていきます。1年間を通した実践中心のプログラムですから、終了する頃には自分の日常やヨガ指導の中でも活かせるようになるでしょう。
各回のテーマ
|
テーマ |
開催日時 |
第1回 |
講義:ヨガ指導とファシリテーション + 実践① |
2025年7月7日(月) 19:00-21:00 |
第2回 |
講義:クリパルヨガの変容のプロセス(気づき・受容・適合) + 実践② |
2025年8月4日(月) 19:00-21:00 |
第3回 |
講義:クリパルヨガにおける自己理解と自己一致 + 実践③ |
2025年9月1日(月) 19:00-21:00 |
第4回 |
講義:観察点と現状確認 + 実践④ |
2025年10月6日(月) 19:00-21:00 |
第5回 |
講義:身体感覚(エンボディメント) + 実践⑤ |
2025年11月3日(月) 19:00-21:00 |
第6回 |
講義:思考〜感情〜信念 + 実践⑥ |
2025年12月1日(月) 19:00-21:00 |
第7回 |
講義:気づきと心の反応 + 実践⑦ |
2026年1月5日(月) 19:00-21:00 |
第8回 |
講義:願望〜要望〜必要性 + 実践⑧ |
2026年2月2日(月) 19:00-21:00 |
第9回 |
講義:ヨガ指導におけるファシリテーションの可能性 + 実践⑨ |
2026年3月2日(月) 19:00-21:00 |
第10回 |
講義:総まとめ |
2026年4月6日(月) 19:00-21:00 |
参加者の声
2024年度PS研修「ヨガ教師の為のファシリテーション」の参加者
- 多くのことを学んだ中から、いちばん印象的だったのは、「エンパワーメント」についてでした。話し手の中の前向きに生きる力や願いにつながる方へ光を当てることの大切さを学びました。私自身が正直さを尊重するあまり、悲しみや寂しさに留まってしまうパターンがあります。そこから一歩前に踏み出すための自分や他者の中にある力につながっていけるように、小さなアクションを起こしていきたいと思いました。
- 10ヵ月間、長いようで短い時間でした。私にとっては新たなチャレンジでしたが、参加して本当によかったです。参加されたクリパルティーチャーの素晴らしさに感動しました。そして共に学び合えることに感謝しています。今回私自身が参加したことで、エンパワーを感じました。(私の中に力があること、それを信じること)クリパルヨガが生徒の中にある力(可能性)を引き出す。寄り添って見守り、応援する。私自身が体験して、それを感じました。
- ファシリテーションの仕方、順番、型が決まっているのではなく、その場で感じたことに沿って進んでいくことを、トシさんのファシリテーションを観て感じることができ、それがとても安心や信頼に繋がり、回を重ねる毎にこのプログラムを受けることが楽しみになりました。録画はじっくり学ぶのにとても役立ちましたが、何度も観るから出来るようになる訳でもなく、実践が大切ですね。いろんなタイプの人がいるからこそ、それぞれのファシリテーションがあり、クライアント例として観ることが出来たこともよかったです。参加者がありのままでいてくれたからこそだと思います。
- 私はこれまで外に向けて自分の気持ちや想いをしっかり伝えていなかったことに気づきました。外に向けて伝えていたと思っていましたが、本気で内にある想いをそのまま言えていなかったのですね。それをみんながいる場で発することが出来たということが、私の変革に繋がったのだと感じています。
- 互いに学び合い、成長していける素晴らしいプログラムに参加させていただきありがとうございました。デモを振り返る中で、トシさん自身が学び続けている姿を見せていただき、答えはもらうものではなく、自ら探求し、そこから学び続けていくことことが大切であると改めて感じました。また、こうした機会がありましたら、是非、参加させていただきたいと思います。
- トシさんがファシリテーションのデモをして、その解説をしてくれるというのも、 ファシリテーションの在り方が見えて、とても勉強になりましたし、デモを受ける事が出来たことでも学びが深まりました。
2023年度PS研修「ファシリテーションのポイント」の参加者
- デモは、見るのも体験するのもとても学びになりました。デモを拝見してからの皆さんからの気付きから、普段の自分の課題が明確になり、それを変える意図を持って1対1のデモに臨めたことが特に大きな学びになりました。
- スライド資料なども含め、とても入念に準備されたプログラムだと思いました。プログラム設計そのものについても、いつもながら学びが多いです。
- 今回のファシリテーションは、今までの同講座よりもより「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー」の要素が色濃く浸透しているように感じ、私の願い(目指している方向性)に必要な学びでした。今後は連続講座などで学べる機会があるとありがたいです。
- 今回はヨガ指導におけるファシリテーションの可能性に目を向けた講座だったが、簡単な設問を通して今の自分が大切にしていることや可能性が明確になった。参加者とトシさんのデモを見せてもらって、更に具体的に大切なポイントが明らかになった。
- ヨガ後のシェアリングの時に生徒さんから自分の中を探求するようなシェアを引き出せないと思っていたのだが、設問の内容や、ジャッジのないこと、興味関心を持つこと、時には見過ごしてしまう感情に踏みとどまることなど、様々なアプローチがあることを学んだ。/li>
- ヨガで何を伝えたいのか、自分でずっと瞑想していた数か月がありましたが、今回伝えるのではなく、相手の中で気づいてもらうものだと、聞いて、少々頭の中が混乱しました。が、何かを伝えることより、レッスンを受けている方、クライアントさんが、気づくことが大事なことだと、それには、相手を信頼することが非常に大切だと気付きました。
- 「混乱が起きている先に統合がある」という言葉がとても印象的で、、、混乱することや感じきることをこれまで避けてきたところがあると、自分を振り返る機会にもなりました。
- ファシリテーションとクリパルヨガの関係、私にとってもクリパルヨガに惹かれ学び続けたい最大の魅力だと感じます。
2020年度PS研修「ファシリテーションの理論と体験」の参加者
- 講義でファシリテーションというものが明確になった。デモはとても興味深かった。
- ファシリテーターのデモを見せてもらって、更に具体的に大切なポイントが明らかになった。
- ファシリテーターとして「なんとなくわかる」ことをもう少し具体的にしていくことは、お互いの理解や信頼関係を深め、本人が気づけていなかった新しい視点に気づけたり、違った切り口から物事を見るきっかけになったりすると感じました。
- ファシリテーションとしてのクリパルヨガを、普段の暮らしや人間関係に十分に生かせるよう、クラスの中でこれからも意識して自分との関係も含め、味わい尽くしたいと思います。今後もご指導よろしくお願いいたします!
開催概要
日 程 |
【月曜日・全10回】 2025年7月7日・8月4日・9月1日・10月6日・11月3日・12月1日・2026年1月5日・2月2日・3月2日・4月6日 |
時 間 |
19:00-21:00 |
実施方法 |
オンライン |
指 導 |
三浦敏郎 |
受講費 |
一括申込みのみ【PS登録者】早期割引料金:52,800円(税込)<申込&入金締日/6月10日>、通常料金:59,400円(税込)
【一般/PS未登録者】66,000円(税込)
【再受講割引】33,000円(税込)(空席がある場合のみ6月23日以降に募集します。)
再受講割引の対象者:2024年度の「ヨガ教師の為のファシリテーション」修了生のみとなります。
早期割引は、割引の受付締日までにお申込み及びご入金された場合のみ、適用となります。
|
対 象 |
クリパルヨガ教師 |
定 員 |
12人 |
持ち物 |
筆記用具
|
録 画 |
録画アーカイブは2026年5月末迄。実践はブレイクアウトルームで行うことが多いので、録画できない箇所もあることをご承知おきください。
|
その他 |
【ヨガアライアンスCE対象プログラム】
当コースは、ヨガアライアンス継続登録の条件のひとつである継続学習(CE:Continuing Education)として履修することもできます(CE20 Contact Hours)。CE登録希望の方には、コース修了証を発行いたしますので、コース申込みと合わせて、以下リンク先よりお手続きください。(別途、発行料500円)
CE修了証発行を希望する
|
注意事項
- 実践中心のプログラムですので、8割以上のライブ参加をお願いいたします。
- 最少催行人数に満たない場合は、開催をキャンセルさせていただくことがあります。予めご了承ください。
- 各回のテーマや講義内容は、プログラムの進行状況によって若干の変更が予想されますので、お申し込みの際にはその点をご承知おきください。
指導者紹介

三浦敏郎/Toshiro Miura
1980年代初頭から鍼灸治療の傍らヨガを実践すると共に指導を始める。さまざまなヨガの中から気づきを促すヨガやその指導法に興味を持ち、フェルデンクライス・メソッドをクラスに取り入れ始める。同時にヴィパッサナー瞑想とゲシュタルト療法を始め、心の癒しは身体感覚と密接に関係していることを実感する。
その後、教師と生徒、治療家と患者との間の縦関係に疑問や限界を感じる中、意識のヨガと呼ばれる「クリパルヨガ」と、気づきのプロセスとクライアントの主体性を重視した「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー」に感銘を受け、90年代にそれぞれの公認教師、およびセラピストとなる。
現在、クリパル・ジャパンの代表として、日本でのクリパルヨガ教師トレーニング、およびフェニックス・ライジング・ヨガセラピーの養成ディレクターとして活動。また、何をすべきかや何を知るべきかを一方的に教えるのではなく、生徒やクライアントが自らの答えを内面から引き出せるように、ファシリテーションをヨガに取り入れたグループ・ファシリテーションや個人セッションを行っている。
- 米国クリパルセンター公認ヨガ教師(500時間)
- フェニックス・ライジング・ヨガセラピー公認プラクティショナー
- ヨガアライアンス認定E-RYT500
- 鍼灸指圧師
オンライン受講にあたって準備していただくこと
- PC、またはタブレット
- Wi-Fiの使用可能な環境
- Zoomの無料登録、ダウンロード
- 座って瞑想できる場所や座布・クッションなどの準備
- 三脚、台など(PC、タブレット等を固定するもの)
- プログラム中の来客、中座、外部からの電話対応等は不可
- できるだけ静かで集中できる環境を整えてください
オンラインプログラムの利用規約と同意書
【重要】オンラインプログラムへお申込みいただく際は、事前に以下の「利用規約と同意書」をご確認ください。その上で、本ページからのお申込みをもって、利用規約と同意書への承諾に代えさせていただきます。
利用規約と同意書
キャンセルについて
キャンセルのご連絡は、メールでのみ受け付けております。
reserve@kripalu.jp
〈キャンセル規約〉
開催15日前までのキャンセルは、受講費全額をご返金いたします。
開催2週間前からのキャンセルにつきましては、お振込の有無にかかわらず以下のキャンセル料をご請求させていただきます。
いずれの場合も、返金時の振込手数料、クレジットカード決済手数料(5%)はご負担いただきます。
・開催2週間前~8日前:25% ・開催7日前~開催当日:100%
お申込みの流れ
以下のボタンをクリックいただくと、このアイテムがカート(買い物かご)に追加されます。 その後、お支払方法(カード決済、銀行振込)を選択いただき、個人情報を入力いただくと、オンラインでの手続きが完了となります。
お手続きいただいた内容を確認後、クリパル・ジャパンより「申込確認メール」をお送りいたしますので、合わせてご確認ください。
説明
ヨガにおけるファシリテーション
ヨガをどれだけ実践しても、その体験から自分自身について理解を深めたり智慧や洞察を得ることがなければ、生きていく指針や洞察などを得ることも、人生を生きていく大きな力にもなりません。
ヨガが自分自身の人生を変容させたり、生きていく指針となるには、生徒には次の3つプロセスが必要です。
1、体験を深めること
2、体験に気づきを向けること
3、体験を統合すること
これら3つのプロセスをサポートするのが、ファシリテーションというヨガ教師にこそ与えられた可能性であり、新たなチャレンジでもあります。
多くのヨガ教師は、生徒が安全に集中してヨガができるように指導すること、つまりヨガの実践にフォーカスした指導で終始します。もちろん、ヨガを安全に実践してもらう指導は、非常に重要なヨガ教師の役割です。しかし、「ヨガ教師としてもっとできることがあるのではないか?」と思うのだとしたら、もしかしたら、このファシリテーションの力なのかもしれません。
ファシリテーションを学ぶメリット:
ファシリテーションを学ぶには、関連した新しい概念や視点を理解し、その意図を理解するのはもちろん必要です。しかし、ときには知識や技術は逆にファシリテーションの妨げになります。むしろファシリテーションで重要になるのは、自分自身や他者とどう関わっていくかということです。
実際、クラスの中でヨガ教師がファシリテーターとしての役割を果たすには、以下のような要素が大切になります。
1、教師自身がリアルな自分でいること
2、生徒の体験に受容すること
3、生徒の体験を共感し理解すること
ですから、ヨガ教師としてファシリテーションを学ぶということは、生徒との間に健全な関係を築くことであり、自分自身の「あり方」そのものが変わるということを意味します。その結果として、どこかのタイミングで次のような影響を感じ始めるでしょう。
1、クラスにおいて教師としての明確な意図と安定感が増す。
2、生徒との信頼関係が増す。
3、日常でもより自分らしくいられる。
これまでのヨガ教師としてのスキルや経験を活かしながら、さらにそこにファシリテーションを加えることで、生徒の中にある力を引き出すサポートをしてみませんか?
2025年度のフォーカス:意識的コミュニケーション
ヨガにおけるファシリテーションには、プログラムそのものを参加体験型のワークショップにすることで、グループとファシリテーターとの双方向の交流や参加者同士の交流を促すものがあります。これまでのPS研修でも、安全な空間作りや参加者が主体的にグループに関わる為に担うファシリテーターとしての役割やそこで役立つファシリテーションを学んできました。
また、ヨガ指導に活かせるもう一つのファシリテーションとして、個々の参加者の中で起きていることを明確にしたり、深く気づいたり、それぞれの体験の中で自分自身を統合するためのファシリテーションがあります。過去2年間にPS研修として学んできたものは、主に「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー」のグループ・ファシリテーションで使われる言葉によるダイアログ手法ですが、その根底にあるのはクリパルヨガの変容のプロセス(気づき・受容・適合)であり、意識的コミュニケーション法でもありました。
2025年度は、この変容のプロセスに必要な意識的コミュニケーションをさらに絞り込み、ダイアログ手法によって参加者の可能性を引き出す方法を探っていきます。70〜80年代のクリパルヨガの発展にも大きく関与したカール・ロジャースの傾聴の3原則(共感的理解・無条件の肯定的関与・自己一致)をより深く理解し実践していくことになります。
プログラムではファシリテーションに関する講義やデモを観察することの他に、参加者同志でファシリテーションを受けたり実施したりの繰り返しをしていきます。また、今年度からは、自分の録画をAIによる文字起こしで振り返ると共に、参加者一人ひとりに応じたフィードバックをしていきます。1年間を通した実践中心のプログラムですから、終了する頃には自分の日常やヨガ指導の中でも活かせるようになるでしょう。
各回のテーマ
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テーマ |
開催日時 |
第1回 |
講義:ヨガ指導とファシリテーション + 実践① |
2025年7月7日(月) 19:00-21:00 |
第2回 |
講義:クリパルヨガの変容のプロセス(気づき・受容・適合) + 実践② |
2025年8月4日(月) 19:00-21:00 |
第3回 |
講義:クリパルヨガにおける自己理解と自己一致 + 実践③ |
2025年9月1日(月) 19:00-21:00 |
第4回 |
講義:観察点と現状確認 + 実践④ |
2025年10月6日(月) 19:00-21:00 |
第5回 |
講義:身体感覚(エンボディメント) + 実践⑤ |
2025年11月3日(月) 19:00-21:00 |
第6回 |
講義:思考〜感情〜信念 + 実践⑥ |
2025年12月1日(月) 19:00-21:00 |
第7回 |
講義:気づきと心の反応 + 実践⑦ |
2026年1月5日(月) 19:00-21:00 |
第8回 |
講義:願望〜要望〜必要性 + 実践⑧ |
2026年2月2日(月) 19:00-21:00 |
第9回 |
講義:ヨガ指導におけるファシリテーションの可能性 + 実践⑨ |
2026年3月2日(月) 19:00-21:00 |
第10回 |
講義:総まとめ |
2026年4月6日(月) 19:00-21:00 |
参加者の声
2024年度PS研修「ヨガ教師の為のファシリテーション」の参加者
- 多くのことを学んだ中から、いちばん印象的だったのは、「エンパワーメント」についてでした。話し手の中の前向きに生きる力や願いにつながる方へ光を当てることの大切さを学びました。私自身が正直さを尊重するあまり、悲しみや寂しさに留まってしまうパターンがあります。そこから一歩前に踏み出すための自分や他者の中にある力につながっていけるように、小さなアクションを起こしていきたいと思いました。
- 10ヵ月間、長いようで短い時間でした。私にとっては新たなチャレンジでしたが、参加して本当によかったです。参加されたクリパルティーチャーの素晴らしさに感動しました。そして共に学び合えることに感謝しています。今回私自身が参加したことで、エンパワーを感じました。(私の中に力があること、それを信じること)クリパルヨガが生徒の中にある力(可能性)を引き出す。寄り添って見守り、応援する。私自身が体験して、それを感じました。
- ファシリテーションの仕方、順番、型が決まっているのではなく、その場で感じたことに沿って進んでいくことを、トシさんのファシリテーションを観て感じることができ、それがとても安心や信頼に繋がり、回を重ねる毎にこのプログラムを受けることが楽しみになりました。録画はじっくり学ぶのにとても役立ちましたが、何度も観るから出来るようになる訳でもなく、実践が大切ですね。いろんなタイプの人がいるからこそ、それぞれのファシリテーションがあり、クライアント例として観ることが出来たこともよかったです。参加者がありのままでいてくれたからこそだと思います。
- 私はこれまで外に向けて自分の気持ちや想いをしっかり伝えていなかったことに気づきました。外に向けて伝えていたと思っていましたが、本気で内にある想いをそのまま言えていなかったのですね。それをみんながいる場で発することが出来たということが、私の変革に繋がったのだと感じています。
- 互いに学び合い、成長していける素晴らしいプログラムに参加させていただきありがとうございました。デモを振り返る中で、トシさん自身が学び続けている姿を見せていただき、答えはもらうものではなく、自ら探求し、そこから学び続けていくことことが大切であると改めて感じました。また、こうした機会がありましたら、是非、参加させていただきたいと思います。
- トシさんがファシリテーションのデモをして、その解説をしてくれるというのも、 ファシリテーションの在り方が見えて、とても勉強になりましたし、デモを受ける事が出来たことでも学びが深まりました。
2023年度PS研修「ファシリテーションのポイント」の参加者
- デモは、見るのも体験するのもとても学びになりました。デモを拝見してからの皆さんからの気付きから、普段の自分の課題が明確になり、それを変える意図を持って1対1のデモに臨めたことが特に大きな学びになりました。
- スライド資料なども含め、とても入念に準備されたプログラムだと思いました。プログラム設計そのものについても、いつもながら学びが多いです。
- 今回のファシリテーションは、今までの同講座よりもより「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー」の要素が色濃く浸透しているように感じ、私の願い(目指している方向性)に必要な学びでした。今後は連続講座などで学べる機会があるとありがたいです。
- 今回はヨガ指導におけるファシリテーションの可能性に目を向けた講座だったが、簡単な設問を通して今の自分が大切にしていることや可能性が明確になった。参加者とトシさんのデモを見せてもらって、更に具体的に大切なポイントが明らかになった。
- ヨガ後のシェアリングの時に生徒さんから自分の中を探求するようなシェアを引き出せないと思っていたのだが、設問の内容や、ジャッジのないこと、興味関心を持つこと、時には見過ごしてしまう感情に踏みとどまることなど、様々なアプローチがあることを学んだ。/li>
- ヨガで何を伝えたいのか、自分でずっと瞑想していた数か月がありましたが、今回伝えるのではなく、相手の中で気づいてもらうものだと、聞いて、少々頭の中が混乱しました。が、何かを伝えることより、レッスンを受けている方、クライアントさんが、気づくことが大事なことだと、それには、相手を信頼することが非常に大切だと気付きました。
- 「混乱が起きている先に統合がある」という言葉がとても印象的で、、、混乱することや感じきることをこれまで避けてきたところがあると、自分を振り返る機会にもなりました。
- ファシリテーションとクリパルヨガの関係、私にとってもクリパルヨガに惹かれ学び続けたい最大の魅力だと感じます。
2020年度PS研修「ファシリテーションの理論と体験」の参加者
- 講義でファシリテーションというものが明確になった。デモはとても興味深かった。
- ファシリテーターのデモを見せてもらって、更に具体的に大切なポイントが明らかになった。
- ファシリテーターとして「なんとなくわかる」ことをもう少し具体的にしていくことは、お互いの理解や信頼関係を深め、本人が気づけていなかった新しい視点に気づけたり、違った切り口から物事を見るきっかけになったりすると感じました。
- ファシリテーションとしてのクリパルヨガを、普段の暮らしや人間関係に十分に生かせるよう、クラスの中でこれからも意識して自分との関係も含め、味わい尽くしたいと思います。今後もご指導よろしくお願いいたします!
開催概要
日 程 |
【月曜日・全10回】 2025年7月7日・8月4日・9月1日・10月6日・11月3日・12月1日・2026年1月5日・2月2日・3月2日・4月6日 |
時 間 |
19:00-21:00 |
実施方法 |
オンライン |
指 導 |
三浦敏郎 |
受講費 |
一括申込みのみ【PS登録者】早期割引料金:52,800円(税込)<申込&入金締日/6月10日>、通常料金:59,400円(税込)
【一般/PS未登録者】66,000円(税込)
【再受講割引】33,000円(税込)(空席がある場合のみ6月23日以降に募集します。)
再受講割引の対象者:2024年度の「ヨガ教師の為のファシリテーション」修了生のみとなります。
早期割引は、割引の受付締日までにお申込み及びご入金された場合のみ、適用となります。
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対 象 |
クリパルヨガ教師 |
定 員 |
12人 |
持ち物 |
筆記用具
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録 画 |
録画アーカイブは2026年5月末迄。実践はブレイクアウトルームで行うことが多いので、録画できない箇所もあることをご承知おきください。
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その他 |
【ヨガアライアンスCE対象プログラム】
当コースは、ヨガアライアンス継続登録の条件のひとつである継続学習(CE:Continuing Education)として履修することもできます(CE20 Contact Hours)。CE登録希望の方には、コース修了証を発行いたしますので、コース申込みと合わせて、以下リンク先よりお手続きください。(別途、発行料500円)
CE修了証発行を希望する
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注意事項
- 実践中心のプログラムですので、8割以上のライブ参加をお願いいたします。
- 最少催行人数に満たない場合は、開催をキャンセルさせていただくことがあります。予めご了承ください。
- 各回のテーマや講義内容は、プログラムの進行状況によって若干の変更が予想されますので、お申し込みの際にはその点をご承知おきください。
指導者紹介

三浦敏郎/Toshiro Miura
1980年代初頭から鍼灸治療の傍らヨガを実践すると共に指導を始める。さまざまなヨガの中から気づきを促すヨガやその指導法に興味を持ち、フェルデンクライス・メソッドをクラスに取り入れ始める。同時にヴィパッサナー瞑想とゲシュタルト療法を始め、心の癒しは身体感覚と密接に関係していることを実感する。
その後、教師と生徒、治療家と患者との間の縦関係に疑問や限界を感じる中、意識のヨガと呼ばれる「クリパルヨガ」と、気づきのプロセスとクライアントの主体性を重視した「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー」に感銘を受け、90年代にそれぞれの公認教師、およびセラピストとなる。
現在、クリパル・ジャパンの代表として、日本でのクリパルヨガ教師トレーニング、およびフェニックス・ライジング・ヨガセラピーの養成ディレクターとして活動。また、何をすべきかや何を知るべきかを一方的に教えるのではなく、生徒やクライアントが自らの答えを内面から引き出せるように、ファシリテーションをヨガに取り入れたグループ・ファシリテーションや個人セッションを行っている。
- 米国クリパルセンター公認ヨガ教師(500時間)
- フェニックス・ライジング・ヨガセラピー公認プラクティショナー
- ヨガアライアンス認定E-RYT500
- 鍼灸指圧師
オンライン受講にあたって準備していただくこと
- PC、またはタブレット
- Wi-Fiの使用可能な環境
- Zoomの無料登録、ダウンロード
- 座って瞑想できる場所や座布・クッションなどの準備
- 三脚、台など(PC、タブレット等を固定するもの)
- プログラム中の来客、中座、外部からの電話対応等は不可
- できるだけ静かで集中できる環境を整えてください
オンラインプログラムの利用規約と同意書
【重要】オンラインプログラムへお申込みいただく際は、事前に以下の「利用規約と同意書」をご確認ください。その上で、本ページからのお申込みをもって、利用規約と同意書への承諾に代えさせていただきます。
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キャンセルのご連絡は、メールでのみ受け付けております。
reserve@kripalu.jp
〈キャンセル規約〉
開催15日前までのキャンセルは、受講費全額をご返金いたします。
開催2週間前からのキャンセルにつきましては、お振込の有無にかかわらず以下のキャンセル料をご請求させていただきます。
いずれの場合も、返金時の振込手数料、クレジットカード決済手数料(5%)はご負担いただきます。
・開催2週間前~8日前:25% ・開催7日前~開催当日:100%