フェニックス・ライジング・ヨガセラピー(PRYT)は、心と体と精神の調和を促すヨガにダイアログを取り入れたクライアントの主体性を尊重したヨガセラピーです。身体感覚を通して、クライアント自身が内面の声に耳を傾け、人生に必要な選択をすることをサポートします。PRYTのセッションには、個人セッションとグループ・ファシリテーションがあり、それぞれ、身心で起きるさまざな体験に気づきを向けるヨガと、それらの体験を統合するインテグレーションで構成されています。
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60~75分ほどの個人セッションは、身心で起きるさまざな体験に気づきを向けるヨガと、それらの体験を統合するインテグレーションで構成されています。
ヨガの中では、クライアントはプラクティショナーにサポートされながらポーズに入り、呼吸に集中しながらエッジと呼ばれる深い身体感覚の生じるところを探っていきます。そのポーズをしばらく保ちながら、体の痛みであれ、心の感情や思いであれ、何の判断も評価もせずに、そこで起きていることに気づいていきます。 プラクティショナーはクライアントに深い呼吸を促したり、いくつかの問いかけをすることでクライアントの意識が内面の体験に集中するようにサポートします。
ポーズからリリースした後は、セッションの統合が始まります。セッション中に気づく多くの体験は、日常での自分の感じ方、物の見方、生き方などと密接な関連があります。その関連性を理解してから内面の智慧に注意を向けていくと、セッションで起きたあらゆる体験が統合され、そのことの意味が明確になってきます。本当に知りたかったことのすべては自分の内面にあります。
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーに基づいたグループ・ファシリテーション「Life Transformation」は、ケガのリハビリから、癌、心臓病、高血圧、ストレス関連の症状を訴える対象者や、特定のグループ(青少年、マタニティ、教師など)を少人数で対応する8週間のプログラムで、「ウィークリー・セッション」「ホーム・プラクティス」「全日リトリート」から構成されます。
一般コースは養成コースの一部ですが、将来的にヨガセラピストを目指さなくても、PRYTを通して自分自身を探りたい方のために一般公開されています。一般コース[基礎]は、PRYTの基礎原理とエッセンスをその発展経緯、哲学、実践を通して学びます。基礎コースの期間中に、クライアントとしてセッションを受けたり、プラクティショナーとしてセッションを提供する実践が含まれます。 一般コース[応用]では、[基礎]でのクライアントを安全に身体体験へと導く学びを経て、さらに気づきを向ける手法として、ダイアログを通したコミュニケーションの技法を学びます。
クリパル・ジャパンでは、日本初となる国際ヨガセラピスト協会(IAYT)認定「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー養成コース」を実施しています。「PRYTの体験をしたい」「プログラムの様子をみたい」という方を対象にした「一般コース」と、認定ヨガセラピストを目指す方を対象にした「養成コース」があり、PRYT認定ヨガセラピストを目指したい方は、「一般コース」と「養成コース」を合わせた全600時間のプログラムを修了する必要があります。
*国際ヨガセラピスト協会(IAYT:International Association of Yoga Therapist)とは、ヨガセラピーのトレーニングを認定する米国の団体です。フェニックス・ライジング・ヨガセラピーは、IAYTが最初に認定した10のトレーニングの一つで、長年の実績を持ったトレーニングとして、また、身体面に限定した他のヨガセラピーとは一線を画すアプローチとして評価されています。
クリパル・ジャパンで開催するヨガセラピー関連のセッション、集中コース、トレーニングは、ヨガアライアンス認定校(RYS)として提供するものではなく、あくまでも米国フェニックス・ライジング・ヨガセラピーにより認定されたプログラムとして提供しているものです。
The yoga therapy components of our sessions/courses/training are based on Phoenix Rising Yoga Therapy, not derived from our status as a RYS with Yoga Alliance Registry.
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