クリパル・ジャパンのプログラムは、どこから学び始めてもよいようにデザインされており、それぞれのペースで通うことができます。このインタビューでは、生徒の皆さんの体験談をご紹介していきます。
今回は、都会の中で自然と繋がる方法として、ヨガを選んだ森田祐行さんにお話を伺いました。集中コースを受講してから、より一層レギュラークラスが楽しくなったと、定期的に通ってくださっています。
- クリパルヨガと出会ったきっかけを教えてください。
- 20代の前半を都会で過ごしましたが、心身ともに疲れを感じ、いちど都会を離れることにしました。2~3年間、自然豊かな土地で農作業をすることで、心身の健康を取り戻し、再び東京へ戻ってきました。 都会でも自然(身体)に繋がりたいと思いヨガを選び、最初は別の流派に飛び込んだのですが、「あるがまま」というフレーズに惹かれて、クリパルヨガのクラスに通うようになりました。身体が心地よく伸びる感覚がよかったですし、クラスが終わったあとは元気になっていました。
- 集中コース「プレスポイント」「ヨガセラピー」も受講されましたが、受講後に変化があれば教えてください。
- 受講する以前は、レギュラークラスで行うアーサナ(ポーズ)をただ追いかけるフィットネス的な要素が強かったように思いますが、「プレスポイント」を受講したあとはレギュラークラスが断然面白くなりました。アーサナの力学、体軸や体を伸ばす方向性がわかると、これまでと同じようにクラスで練習していても、さらに深く違った体験ができました。
「ヨガセラピー」では、エッジを探求したり、身体からのアプローチで心の不安を見つめ、判断することなく共にいることを学びました。さらに内部にある知恵にゆだねることで、その不安を自然と手放すことが出来る、という流れを経験し、ヨガの奥深さを更に垣間見ることができました。 - 「ヨガセラピー」の参加動機は、森田さんの職業が治療師だということも理由のひとつだったのでしょうか?何かお仕事に役立ったことはありました?
- そうですね、自分の職業柄「ヨガセラピー」に興味を持ったというのはあると思います。この集中コースで、身体と心がつながっていることをリアルに体験できました。外側からの身体の反応と、内側からの身体の反応を統合することができてきたと感じています。また、シェアリングによって、他の方々の体験が聞けたことがとても大きかったですね。治療師としての日々の仕事にも自然と役立っていると思います。
- 集中コースの良さはなんでしょう?
- ヨガマットの上でアーサナをしながら、客観視すること、何も変えずにじっと観ることを学びました。これが日常生活でも起きることがわかりました。ヨガがそこで活きてきます。マットの外にもヨガがある、と僕は理解したので、レギュラークラスだけでなく、集中コースに参加されることを強くお勧めしたいです。
- 現在はどれくらいレギュラークラスに通っておられますか?
- 今は時間の都合上、週1回しか通えていません。でも生活に追われる中で、自分をリセットできる貴重な時間であり、ニュートラルな位置に戻してもらえるので、できたら週2回は通いたいですね。ワークショップや集中コース受講後のレギュラークラスでは、自分の身体と心に現れる反応を楽しみながらヨガをしています。
- クリパルヨガに感じる可能性は?
- クリパルヨガの可能性は、 いろいろな人を認め、受け入れることのできる寛容さ、自由さがあること。ヨガという枠にとどまらず、それ以上の広がりを感じさせてくれます。 プライベートにも、仕事にも、そしてクリパルヨガにも「あるがまま」を実践していきたいと思っています。
プロフィール
森田祐行(もりたまさゆき)さん /20代前半から治療師として働いていたが、都会生活で心身共に疲弊。自然豊かな土地に暮らし、数年間農業をすることで回復。再び東京に戻り、クリパルヨガに出会う。
2014-09-22
カテゴリ: 私がクリパルを続ける理由