6月末よりアメリカのクリパルセンターでYTT(ヨガ教師養成コース)のアシストをしている。自分は、ちょうど今から30年前の7月にコロラド州で瞑想とヨガを始めていた。ちょうどクリパルヨガの創始者であるアムレット・デサイの師匠であったスワミ・クリパルもアメリカに滞在していた時期だ。その後、たまたま東海岸に移りスワミ・クリパルに出会うが、今思えばそれが自分にとっての大きな転換期となっていた。今回のセンター訪問は、日本で開催するYTTに向けた研修を兼ねた滞在だが、これも今後10~20年という長期的な見方をすれば大きな転機になるのだろうと思う。
先日、プログラム・ディレクターに、「他のディレクターと同じになる必要はない。Toshiは自分自身のままでやってごらん」と言われた。結局、ヨガは、生徒にとっても教師にとっても、本来の自分自身に戻ること。いつも同じことを生徒に伝えていたが、こうして改めて同じ言葉を自分が受け止めてみると、1人の人間を個として尊重するクリパルのスピリットに感謝の気持ちでいっぱいになる。
帰国後すぐに2回目のYTTが待っている。今回は、Yoga of Lifeのスタッフのサポートを受け、JoshodaとBrahmaniの2人のベテラン教師と一緒に自分もディレクターを務める。内なる自己を信じてそのままの自分でいること。難しいことでも、それをチャレンジとして新しい自分のエッジを探っていきたい。
2008-07-24
カテゴリ: Toshiのつぶやき