アーユルヴェーダの日々 - 大人も子供も INSIDE OUT!

定番の子供との遊び「しりとり」。うちの息子(小2)は、「織田信長」をはじめとする戦国武将や好きな漫画に出てくる単語が言えるとご満悦の様子。しりとりをさりげなく終わらせた後息子が「自分の頭の中にあることを言うと気持ちいいね!自慢とはちょっと違うんだけど、スッとする!」と笑顔で言うのを見て、それ、わかるわ、と思った。

私も子供の頃、自分の頭の中にあることを全部口に出して言いたかったなぁ。それを親にうるさがられて、しょんぼりした覚えがある。人に聞いてもらえないのなら、と日記を書き始め、それが今でも続いている。

心の中にあることを、書き出すだけでも落ち着くのだ。歌を歌ったり、映画や本で感情が動いて泣いたりするとスッとする。
ヨガでは心や体の中にあるものを、上から外へ出す気の流れことを「ウダーナ」と呼び、それが詰まったり、滞ると心身に影響が出ると説明する。胸や喉のつまり、鼻の炎症、頭痛、腕を上げたり、脇を開いたりするのが辛い時は、ウダーナが滞っているのかも…。

クリパルヨガで行うシェアリング(瞑想クラスやワークショップで体験可)で、心の中にあることを言葉にするのも、毎回クラスで唱えるOMも、マントラを唱えたり、キールタンを歌うのも、全て、ウダーナをスムーズにしてくれる。

4月の期間限定クラス「アーユルヴェディックヨガ」では、春という季節に合わせたヨガとして、ウダーナを意識する動きをたくさん取り入れる予定。

忙しい毎日のなかで、相手の都合を思いやっているうちに言いたいことが言えなくなることもありますよね。子供も、大人になってからも、自分の中にあるものを安全な環境で、外に出すことができたら、胸のつかえが取れて、気持ちがいいのかもしれません。春はエネルギーが上昇する季節、ぜひクラスやワークショップをご利用ください。心からお待ちしております。

2017-03-11

カテゴリ: アーユルヴェーダの日々

 

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