「“体にいいもの” が多すぎて、食いきれん(名古屋弁)」というのは実家の父の弁ですが、実は、心身に取り込むものが多すぎたり、複雑すぎると、消化の火「アグニ」は弱まる、とアーユルヴェーダでは教えます。アグニが消えると命も終わり…健康には不可欠な要素です。
特に中年以降、アグニは弱まり代謝が落ちます。「食事量を減らし、間食をやめる」「空腹を感じた時だけ食べる」のが健康的。
また、春はカパという「溜め込む」質が増えるので、午前/午後6〜10時のカパタイムは、葉野菜をさっと炒めたものなど軽めの食事を。生姜や胡椒、チリペッパーを加えるのもお勧め。
そして休日には、TVやスマホを見ながらではなく、マインドフルに食事を楽しむ時間を。腹八分目をお忘れなく。
(Kripalu Sangha2018/5/18号より)
三浦まきこ
2004年にヨガ指導を始め、2005年退職と同時に渡印、インド政府公認シバナンダヨガ教師養成コース修了。2005年に東京都銀座にMUKU STUDIOをオープン。徐々にクリパルヨガ教師のあり方に対する共感が強まり、2006年よりクリパル・ジャパンの経営に携わる。2007年に米国クリパルセンター公認500時間ヨガ教師トレーニング修了。2020年、ヨガアライアンス認定マタニティヨガ教師トレーニングの指導を開始。母、妻、ヨガ教師という肩書き以上に、女性である自分自身に正直に、リアルであることを大切にしながら、ヨガ指導やスタジオ運営に関わっている。埼玉県日高市在住。一児の母。
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2021-05-08
カテゴリ: アーユルヴェーダの日々