アーユルヴェーダの日々 - 出産報告と宇宙の時間

4月2日 AM00:08

待望の赤ちゃんを産みました、まきこです。
予定日を2週間弱過ぎての出産で、体重2684kgの男の子誕生です。

初めての妊娠、出産を振り返って一つのメッセージを天から頂いた気がします。
それは「宇宙の時間」の存在です。
日常生活の中で、私たちは「1日24時間1年365日」という時間に合わせて生きています。この時間を刻む「時計」に合わせてその日のスケジュールを立てるし、また人生設計など遠い未来の計画もこの「時計」を基準に考えます。
これに対して妊娠、出産は、私たちの「時計」でコントロールできないことの連続でした。

まず妊娠そのものが予定外で驚きでしたし、妊娠中のつわりは感じ方もいつまで続くかも人それぞれ。妊娠前のようにはいろいろなことが予定通りには進みにくくなり、例えば駅までの所要時間にしてもそのときによって倍かかることもありました。なにしろ自分の身体が今、そしてこれからどう変化するのか、予想がつきません。そして、出産・・・計算された予定日や自分たちの希望はあくまでも「人間サイドの事情」に過ぎず、「その時」がいつの予定なのか知りようもありません。自宅出産を希望していたので、時間だけが過ぎていくようで不安でたまりませんでした。

そんな時、いつも気づかされたのが、宇宙の時計の進み方は私たちの時計とは違うのだということ。そして、早く進むときもあれば、とてもゆっくり進むこともあるということ。
ゆっくり進んでいるときは、まるで何も起こっていなくて、自分だけが取り残されているように感じるけれど、本当は確実になにかは変化していていつもプロセスの途中にあるのだということです。

生きているということは、確実に宇宙の時計に従って、自分なりのプロセスを歩んでいることなのではないでしょうか。出産後、産まれたばかりの子供の呼吸が弱く、すぐに病院に搬送となり、離れている時間がいつまで続くか分からない今、妊娠出産で経験したこの気づきが私に希望を与え続けています。どんなにゆっくりに思えるときも、宇宙の時間は刻まれています。今、あなたのもとでも。

2008-04-08

カテゴリ: アーユルヴェーダの日々

 

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