アーユルヴェーダの日々 - 「委ねること」と温泉プールでの体験

トシの出張に合わせ、実家から母と姪が来た。女ばかり3人に囲まれ上機嫌の息子(愛称やっちん)とともに自宅近くの秋山温泉へ。ここには流れるプールや温泉がある。水着に着替え、温泉プールに入って最初に思ったのは「やっちんが軽い」こと。

それから、流れのなかで「自力で」立とうとすると体に力がいるが、力を抜いてリラックスすると流れに押されて体が自動的に動く。軽やかで気持ちのいい体を感じた。

『体が重い』と感じて温泉に向かったのだが、重さというのは絶対的なものではなく、状況によって違って感じるんだなと少し驚きながら思った。

重力や自分の気持ちなど、下向きの力が強いとより重く感じ、浮力やウキウキするような気持ちが強いと、軽く感じる。体が重くて苦しい時も、体のせいばかりではないのだ。水の中で力を入れると沈み、抜くと浮くように、力むと重くなり、リラックスすると軽くなるのは、空気中でも同じじゃないだろうか。

水で満たされた水中のように、エネルギーで満たされたこの世界の中で、リラックスして力を抜くこと、そうやってエネルギーに委ねることがあってもいい、と感じた。

この体験の翌日、クリパル基礎Cで『委ねる』をテーマにしたワークショップを担当したのは、とても偶然とは思えない。

2009-10-01

カテゴリ: アーユルヴェーダの日々

 

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