スタジオブログ - 普段着で通えるヨガスタジオ(三浦敏郎)

「普段着で通えるヨガ」というフレーズを聞いて、皆さんはどう感じるでしょうか?

ここで言う「普段着」は、単なる服装の枠を超えたものです。例えば、日常のゴタゴタや面倒くさいことだったり、雑多なごく普通のことであったり、また、その中で日々味わう些細な楽しみや喜びも含まれていると思うのです。私たちはそこに共感するものを感じてヨガを提供してきました。

一方で、一般的には「○○でないから、ヨガはできない」という先入観があり、体型、柔軟性、体力、年齢などの理由で、ヨガはできないと思う人は未だに多いです。また、ヨガをしているのなら、心は常に平静で、笑顔を絶やさず、スッキリとした体型でいなくては、と今の自分を脇へ置いて、目指す目標に近づこうとすることも多いでしょう。

もちろん、お洒落をしたり、好みのヨガウエアを用意して気持ちを上げたい時もあります。しかしときには、お洒落せずにそのままでいたい気分の時もあるのではないでしょうか。

「特別な自分でなくてもいい」、「あたりまえで、普段のままでいられる」、クリパル・ジャパンはそんなスタジオでありたいと願っています。そして、そんな環境が職場や家庭でも築けたら、もう少し人生は楽になり、日々を楽しく暮らせるのではないかと思うのです。

三浦敏郎
1981年より神奈川県西部を中心にヨガ指導を始める傍ら、鍼灸院を開設。1991年、クリパルヨガの創始者、アムレット・デサイ師来日の際にスタッフ及び通訳を務めたことが転機となり、公認クリパル教師となる。気づきのプロセスを重視したフェニックス・ライジング・ヨガセラピーの要素を取り入れ、参加者の体験から学びを導き出すメソッドで数々の集中コースをデザインする。クリパルヨガ教師トレーニング・ディレクター。

[クリパル・ジャパン発行のニュースレター「Kripalu Sangha」 2016年夏号より引用]

2020-07-06

カテゴリ: スタジオブログ

 

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