コラム - 「教える」ということを、もう一度見つめてみる

Life Transformation

「何かを理解したければ、人に教えると良い」──そんな言葉を聞いたことはありませんか?

私自身も、ヨガを教える中で本当にたくさんのことを学んできました。 でも振り返ってみると、学んだのは「ヨガそのもの」というより、「人に教えるということそのもの」だったように思います。

特に、自分は教師としてどうあるべきか。 生徒さんとどう関わっていくのか。

それを深く考えるようになったのは、アメリカのクリパルセンターで出会った指導者たちの存在があったからです。

彼らはたんに「正解」を教えるのではなく、「あなたは今、どんな体験をしていますか?」と、生徒一人ひとりの内側にそっと耳を傾けてくれました。

あの出会いがなければ、私はヨガを教えることを続けていなかったかもしれません。

そんな学びを土台にしているのが、クリパルヨガ教師トレーニングです。

このトレーニングは、単なる「教え方」の習得を目的にしたものではありません。

大切にしているのは、自分自身と深く向き合う時間。 そして、知識や技術以上に「教師としての在り方」を育てるプロセスです。

たとえば──
生徒にどんなインストラクションをするかより、どんな姿勢でそこにいるか。
ポーズがどれだけ完成しているかよりも、その人がどんなプロセスをたどっているか。

こうした “目には見えにくいけれど大切なこと” に意識を向けるのが、クリパルヨガの指導の特徴です。

多くの方が最初は「自分なんてまだ教えるなんて…」と不安を口にされます。 でも実は、完璧である必要はまったくありません。

むしろ、未完成な自分をそのまま受けとめられる人が、人の変化にそっと寄り添えるのだと思います。

もしあなたが、ヨガをただ「形として伝える」のではなく、 生徒の内側にあるものを信じて支えていきたい── そう思ったことがあるなら、きっとこの学びは、人生に深く根づく経験になるでしょう。



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2025-07-29

カテゴリ: コラム

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