アーユルヴェーダの日々 - 意図で手にする勇気と、心を開いて人と関わること

2017年が始まりましたね。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
私は珍しく、いえ、こんなことは、人生初ですが、年明けに海外旅行に行きました。
向かった先は、台湾、台北です。

20代の頃、一度旅したことがある場所に、今度は家族で参りました。きっかけは強いて挙げれば、「台湾いいかも」と思った時期にたまたま読んでいた古い小説の主人公が台湾へ行く件があったことです。よしもとばななさんファンの方、アレです(笑

台湾旅行で、今も昔も、一番不安だったのは「言葉」でした。台湾語も中国語も話せないので、英語と日本語が通じないと、呆然とします。今回もローカルのバス移動や、屋台(夜市)では通じませんでした。しかし、だんだんと言葉以外の方法で、意思疎通をする方法を編み出し、言葉は全然わからないのに、笑顔とジェスチャー、持っているものを駆使して、コミュニケーションを取ることに、ワクワクする自分がいました。
そこで気づいたことがあります。

中国語がわからない、と伝えても、英語や日本語が出てこないと、まず、ひるみます。壁を感じる、というか、作るんですね。
そこで、「何がしたいか、何を知りたいのか、何が欲しいのか」という意図がはっきりしていると、それを超えてみよう、コミュニケーションしようという勇気が持てます。言葉という道具が使えないと、もう飾らない自分のままで、相手にぶつかっていくしかなくなります。
どこか、今まで隠していた扉が開くように、〇〇語を話す私という殻を破って、相手に近づいていく自分がいるなと感じました。
そうすると、ちゃんと通じ合えるのです。

ヨガやヨガセラピーで「意図」を確認するのは、それがなければアクションする勇気が持てないからかもしれません。
そして、人と分かりあいたいなら、あの手この手で言葉を駆使しなくても、自分が心を開いていることが重要だと感覚的に理解できた気がします。

今年、自分は何をしたいのだろう?
誰と、どんな風に関わり合いたいんだろう?

そう思う時に、クリパル・ジャパンのクラスやプログラムが、あなたの役に立つことが、きっとあると思います。
なぜかというと、20代の頃、言葉がわからないと引きまくっていた私と今の私の違いは、多分ヨガから来ているからです。

かけがえのない人生を、めいっぱい、楽しみましょう!

2017-01-14

カテゴリ: アーユルヴェーダの日々

 

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