kripalu Japan - ヨガ＆セラピー

クリパルヨガの体験談 〜蔡士傑（Janus Tsai）〜

＜写真＞左：蔡士傑（Janus Tsai）さん／右：三浦敏郎

先週末、念願だったクリパルヨガのワークショップにようやく参加しました。 2日間という短い期間でしたが、役に立つテクニックを学び、さまざまな思考を刺激し、より自分自身を観ることができました。
クリパルヨガの三浦敏郎さんとは6年以上のお付き合いで、いつもヨガセラピーの道でサポートしていただき、ご指導いただいています。 TYTA台湾ヨガセラピー協会の招聘を受け、クリパルヨガを垣間見ることができたこのワークショップと敏郎さんに感謝します。

コースで紹介されたプレスポイントメソッドでは、他にはない深い身体感覚を体験でき、その分かりやすさと使いやすさは、アーサナの実践で使うもう一つのガイドとなり、全人的なつながりと深い気づきの機会をより多く得ることができました。 これは、実践や指導の際にとても役立つテクニックだと思います。

「エッジ」にいるという意識は、自己変容や癒しの核心をより深く観るのにとても役に立ちました。 先生は、エッジ（瀬戸際）に直面することは混乱や不快感を伴うこともあるが、それによってより生き生きとした繋がりを感じ、成長、学習、変容の機会を得ることができるとおっしゃいました。

そう考えると、多くの人がコンフォートゾーン（快適な領域）から出ることを恐れ、痛みの連鎖の中に身を置き、結果として心身の健康を悪化させ、家族の対立や疎外感を強めていることは事実であると思います。

多くの人が、自分の人生や内面の痛みに囚われ、その理由や解決方法を模索しています。 しかし、究極的にはすべて答えが出ているようなもので、あとは本人がそれを観て行動できるかどうかということです。

ヨガの本当の癒しの力は、アーサナを見せることよりも、ヨガの実践の中でそれを探求し、観て、変化に向かって行動することにあると思います。 しかし、これは現代のヨガプラクティスの中で大きく取り残されている部分でしょう、残念なことです。

今の自分にとっては、まだまだ探求し続けなければならないテーマがたくさんあり、自分自身を変容していく必要があります。 私が言いたいのは、もしあなたが迷ったり、混乱したり、混沌としていると感じているなら、あなたは一人ではないということです。この世界の誰もが同じで、同じような問題を抱えています。疲れた心が癒されるように、ゆっくりと勇気をもって一緒に前に進みましょう。ただし、自分自身の人生に責任を持とうとする場合に限ります。

参加者の声

さらに、その他の参加者からの感想もここに紹介させていただきます。
このワークショップでは、クリパルヨガ独自の手法である「プレスポイント」を使って体験するヨガを紹介したので、その手法に関する感想となります。

“プレスポイントを使って体を動かすと、ある部分とある部分が別々のものではなく、一つに繋がった線として、または面として感じられた。”

“体の中心から全方向にエネルギーが流れる感覚があり、普段体験したことのない領域にまで体が広がった。”

“これまでのヨガは、部分ごとに体を動かしているだけだったが、プレスポイントを使うことで一つの体として動かしている感覚があった。”

“自分（ヨガ講師）がインストラクションをする時は、この筋肉をこう動かして、さらにこちらの筋肉をこう動かしてとたくさんの指示をするのに、「恥骨を押し下げる」というプレスポイントの指示に従ってポーズをしたら、それらすべての筋肉が同時に動いていくことがわかった！”

「プレスポイント」ってどんなもの？

台湾のワークショップでも紹介されたクリパルヨガの手法で最も特徴的な「プレスポイント」というテクニックについて、三浦敏郎が3つのコラムにまとめています。

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