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ちょこっとヨガ講座 - 判断のない自己観察

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ヨガをする上で大切なことは何でしょうか?その実践は非常に個人的なものですから、答は人によって違うかもしれません。その違いを尊重しながらも、長年ヨガを修行してきた人たちの言葉は参考になると思います。

クリパルヨガの師である故スワミ・クリパルは、「判断のない自己観察」(self-observation without judgement)だと伝えています。

多くの人にとって、ヨガと言えばポーズや呼吸法や瞑想をイメージするだけに、自己観察だと聞いて驚く人もいるかもしれません。しかし、ある程度ヨガを実践してきた人にとっては、自己観察という言葉がしっくりくる人も多いと思います。どのようなものであれ、ヨガを実践するとは自分自身と向き合い、自分を知る体験となるからです。

ただ、ここで興味深いのは、単なる自己観察でなく、「判断のない自己観察」だということです。

判断しないと言っても、判断そのものが悪いことだとは言えません。私たちの毎日は選択肢に溢れていて、その中で何かを選ぶこと、つまり、決断することは不可欠です。そして、その決断のためには、一定の判断が必要だからです。

では、なぜ、「判断のない自己観察」なのでしょうか?

一つ言えることは、少なくとも自己観察の最中は判断を入れない方が賢明だということでしょう。判断するとは、ある意味、「これはこうだ」と結論を出すということです。判断すると、それで分かったつもりになってしまい、自己観察を途中で止めてしまう可能性があるからです。

しかも、自己観察で起きる判断は、十分な理解に至っていない未熟な段階での判断の他にも、善悪や優劣の判断や自己批判だったりすることが多くあります。

ヨガの練習がポーズであれ、呼吸法であれ、または瞑想であれ、そこで起きている自分自身のさまざまな体験を通して自己観察してみてはどうでしょうか。気づいたことをあえて判断せずに、そのまま受け止める練習は、自分自身をやさしく見守り、慈しみの心を育ててくれるでしょう。

2016-10-29

カテゴリ: ちょこっとヨガ講座

 

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