アーユルヴェーダの日々 - 直感力を育てるには?

世間の大注目を浴びた14歳の天才棋士藤井四段、30連勝はなりませんでしたが、あっぱれな活躍振りですね。あまり将棋のことはわからないなりに、関連記事を見ていたら、こんな文句に目が留まりました。 

アマチュアとプロ棋士の違いは「直感力」?

直感といえば…ヨガや瞑想の世界でも、耳にすることのある言葉。なんとなく「降りてくる」とか、特別な意識状態で神聖なものに繋がって得るものというイメージでしたが、なんだかちょっと違うよう…。 

「プロ棋士の直感は、気の遠くなるほど繰り返し、積み重ねてきた経験が元となる。蓄積された経験がベースにあるから、一局面を見ただけで、その中から最適な答えを瞬時にピックアップすることができるのだ。」
なるほど。直感は、思いつきやひらめきとも似た、降って湧いてくるような印象があったけれど、実際には、負けて悔しかったりしながらも、なんども地道に繰り返してきたからこそ、だったんですね。そう思うと、すべてのプロ棋士に拍手を送りたくなります! 

世紀の大発見をする科学者も、職人さんも、アーティストと呼ばれる人たちもきっと、失敗しても、やめないで、ずっと何かを続けてやっている人たちなのでしょう。ヨガも、そして瞑想も、元は日々を行じて過ごしたヨギたちから始まるわけで、繰り返し練習することの大切さを説きます。 

続けることで、時に自分の弱さを知ることさえ、かけがえのないプロセスとなり、より強くなれる。自信や忍耐力、そして直感力もそこから、育まれるのでしょうね。 

あとは自分にとって、ずっと楽しみ、面白がれることを見つけるだけなのかもしれません。 

わたしは日々、自分のヨガマットの上で、固まっている体を動かしたり、慌ててバタバタしている心が落ち着くまで瞑想したりしています。通信簿ではいつも、体育:2だった私が、体の動かし方を人に教える仕事に就くなんて思ってもみませんでした。自分自身が変化するその可能性に飽きてしまうまではきっと、ヨガも瞑想も、続けていくんだろうな、と思います。

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2017-07-08

カテゴリ: アーユルヴェーダの日々

 

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