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Kripalu Newsletter - ゆっくりと秋へ入るためのアーユルヴェーダ

季節はすっかり秋ですね!今回は、この季節になじんでいくためのアーユルヴェーダの知恵を、クリパルセンターのアーユルヴェーダ学部の教師陣であるエリン・カスパーソン、ラリッサ・ホール・カールソンの二人が紹介します。

日が短くなり、気温が下がってくると、寒さと乾きの質を持つ季節が近づいて来ると気づき始めます。美しい紅葉に加え、初秋には、暑く湿った夏の何ヶ月かに体の中に溜まった過剰な暑さと湿り気が目に見えて軽減されます。季節が変わり、周りに寒さと乾燥が増えると、私たちの体内でも同様の質が溜まります。

順調に季節を移行するには、セルフケアの実践をより温める方法に調整することを、アーユルヴェーダでは勧めます。例えば、毎日のマッサージに使うオイルを、ココナッツ油からゴマ油に変えたり、食生活においても、秋の実りである、様々な色、形のかぼちゃなど、滋養を与え、落ち着かせる食べものを積極的に摂るよう切り替えるなどです。新しい季節へ、楽に移行するための、いくつかの実践法を紹介しましょう。

オイル・マッサージ

乾いて、カサカサする秋の季節に、肌の水分と柔らかさを保つためには、温めた有機オイルを使ったセルフマッサージ(アヴィヤンガ)を試しましょう。アヴィヤンガは皮膚を保湿し、体の巡りをよくします。そして、秋の冷たい風にかき乱される神経系を穏やかに静めます。ゴマ油が、一般的には一年のこの季節に最も適しています。ゴマ油の温め、落ち着かせる質が、秋の終わりの寒く、軽く、乾いた質のバランスをとるのです。

秋の初めの頃で、まだ、夏から蓄積された過剰な熱を感じる時は、ゴマ油とココナッツ油を半量ずつ使うと、中くらいの温度の油となります(ゴマ油は温め、ココナッツ油は冷やすからです)。発熱、風邪や感染症の際は、オイル・マッサージは避けましょう。

タオルの上に楽に座ります。そして体全体に、薄く油を塗ります。保湿液や日焼け止めを塗るように。関節は円を描くように、長い骨は上下に線状に擦り、腹部と腰は全体的に丸くマッサージします。5〜20分間、穏やかにやさしく皮膚をマッサージし、しばらく油が浸透するのを待ちます。その後、温かいシャワーを浴び、お湯で油を深く浸透させます。毛のある部分のみに石鹸を使います。タオルで体を拭きます。

鼻の浄化

季節によるアレルギーに火がついたら、ネティポットを使い始めてみましょう。この温かい塩水で行う鼻の浄化は、鼻孔からアレルゲンを洗い流す助けになります。雑菌を防ぐためネティポットは確実に滅菌しておき、浄水とネティ用塩(地元の健康食品店で探してみてください。ヒマラヤ塩も、おすすめです)以外使用しないようにします。鼻に炎症がある場合は、ネティは避けてください。詳しい指示は、ネティポットに同封の説明書に従ってください。その後、1〜2滴のゴマ油を左右の鼻にいれマッサージしましょう。穏やかに、油で鼻孔を滑らかにするためです。

季節の食事

秋は様々なかぼちゃ、根菜、そしてりんごの恵みの季節です。秋の季節と調和するには、調理された、季節の食べもの、つまり、しっとりとして温かい料理を好んで食べ、反対に、夏に自然と引き寄せられる生の食べもの、つまり冷たく、乾燥して、粗い質の摂取を減らすと良いでしょう。

初秋には、地元産のりんごを楽しみ、味方につけましょう。りんごは夏の間中蓄積された過剰な熱や炎症を消化管から取り除くのに優れた食べものです。生のりんごを切って、シナモンを振り、シナモンと生姜で香りをつけた少量の水を加えて、ストーブの上で調理するか、刻んだ焼きりんごのレシピを試してみてください。

気候が涼しくなってきたら、冬かぼちゃを焼いてスープに加え、温まりましょう。または、ケールやコラードなどの葉野菜を蒸したり、焼いたりした上に、ギーかオリーブオイルをスプーン一杯分かけるのもよいでしょう。

秋向けのヨガの実践

夏は戸外へ出掛けることが多く、この2−3ヶ月はヨガスタジオから足が遠のいていたかもしれません。秋は、大好きなヨガの練習にもう一度コミットするのに良い時期です。アーユルヴェーダでは、個別の、または季節のニーズに合わせて、意識的にヨガの練習を調整する枠組みが示されています。初秋は、暑くて湿気のある夏の日々の後で、涼しさや乾きが、息抜きのように感じます。季節が進み、冷たく、軽く、乾いた質が体内に溜まり始めると、落ち着きや滋養を与える、リラックスしたヨガの練習を欲します。

初秋は、太陽礼拝より、落ち着き、穏やかにする月礼拝をゆっくりとした流れで探求してみましょう。夏に蓄積された熱と炎症を流し出すよう、開脚のポーズ、前屈、座位の捻りを合わせて行います。練習の間、なめらかで定期的な呼吸を続けて、数ラウンドのシータリまたはシットカリ、あるいはナディ・ショーダナで練習を終えます。

秋が深まるにつれ、地に足のついたヨガの練習を増やすようにします。リズミカルでゆっくりとした動きを行い、寒く乾燥した日々に、体を温めます。子どものポーズなど、リストラティブで穏やかなポーズで動きを終え、仰向けの捻り、穏やかな支えのある後屈を行います。練習の間、なめらかで、規則正しいディルガ(よければウジャイを加えて)を続け、ナディ・ショーダナを数ラウンドで終えます。

[クリパルセンター発行 Practice 2015年秋号からの抜粋]

2017-09-17

カテゴリ: Kripalu Newsletter

 

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